フルグラ®を食べるときは牛乳やヨーグルトをかける人が多いと思います。
忙しい朝に食べる1杯(フルグラ50g、牛乳200ml / ヨーグルト200g)でどれくらい栄養が摂れると思いますか?
1日を元気に過ごすためにフルグラの栄養バランスをご紹介します。
※上のグラフは、栄養素等表示基準値(18歳以上、基準熱量2,200kcal)を100%とした場合の摂取割合を示しています。
日本人は何かと食塩過多 食塩摂取目標量(男性12歳以上、女性10歳以上)/日 男性8.0g未満/女性7.0g未満 食物繊維摂取目標量(18~69歳)/日)男性20g以上、女性18g以上 *日本人の食事摂取基準(2015年版) 食塩摂取量1人一日あたり平均値(20歳以上平均)10.0g *厚生労働省 平成26年 国民健康・栄養調査 洋朝食3.7g 和朝食5.8g フルグラ50g+牛乳200ml 0.5g
高血圧の専門医が教える
減塩食生活法は
"朝食のグラノーラ置き換え"
「減塩の第一歩は、自分の塩分摂取量を知ることからです。非常に簡単に言うと、外食をすごくおいしく感じている人は、1日あたり14gくらいの塩分を摂取している可能性があります。減塩食生活を急激にすると反動があります。無理なく続けられるようにすることが大切です。普段の指導では、1週間減塩をしたら、翌週は今までの食事に戻す、これを繰り返して徐々に減塩食に慣れるように指導しています。
また、私は無理なく減塩食生活ができるという点で、朝食をグラノーラに置き換える指導を患者さんにしています。成人の「食塩摂取量」は男性で1日8.0g、女性で7.0gです。例えば、バターもジャムもつけない6枚切りのトースト1枚でさえ0.8g※(1)の塩分量があり、梅干はたった1つで約2g※(1)もの塩分量なのです。一方、グラノーラ(50g)とヨーグルト(200g)で食べた場合の塩分は、0.5g※(2)と、1日の摂取目安の男性で約5%、女性で約6%です。このように朝食をグラノーラに置き換えるだけで、減塩が期待できます」
※(1)「たったこれだけ!面白いように血圧が下がる渡辺式降血圧のすすめ」より
※(2)日本食品標準成分表2015年度版による
渡辺尚彦(わたなべ よしひこ) 先生
日本高血圧学会 減塩委員会 協力会員
東京女子医科大学東医療センター 内科 教授
日本歯科大学病院 内科 臨床教授
早稲田大学スポーツ科学学術院 客員教授
高血圧などの循環器病が専門。1987年8月から現在に至るまで、連続携帯型血圧計を装着し、24時間血圧を測定している。
しっかり噛んで
食べるグラノーラ朝食で、
味覚を適正に
東北大学大学院の笹野高嗣先生は次のようにコメントしています。「味覚障害を治し正しい味覚を取戻すためには、しっかりと咀嚼をし、唾液を出すことが大切です。咀嚼運動のポイントは食感がしっかりある食事を摂ること、さらに固い食感とやわらかい食感のものを一緒に食べて、複数のテクスチャー(硬さ)による刺激を与えることです。その点で、グラノーラは穀物やドライフルーツなど複数のテクスチャーが含まれているためおすすめです。完全に味覚を取り戻すには2~3ヶ月かかりますが、2週間程度続けると効果が見え始めます。
また、若い人でも咀嚼回数の減少や、やわらかい食べ物ばかりを食べていると味覚障害が起きてしまうことがあります。東北大学の学生に味覚障害について調査したところ、4人に1人が味覚障害の症状がありました※。その味覚障害の学生の食生活を調査したところ、朝食を食べない、ジャンクフードやファーストフードが多いなど食生活の乱れと関連していることもわかりました※。その点でも、グラノーラは若年者でも咀嚼習慣を定着させる朝食としておすすめです」
※「若年者の味覚異常に関する疫学調査研究(2006)」より
笹野高嗣(ささの たかし) 先生
東北大学大学院 歯学研究科
口腔診断学分野教授
味覚と健康効果について研究。
東北大学歯学部附属病院長、大学院歯学研究科長、歯学部長などを歴任。
現在、日本口腔診断学会理事長を兼任
※このページのフルグラ®以外の栄養成分は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より算出。